豪州6月住宅ローン貸出予想
(今回発表予想)08月09日16時現在
(1)2016年5月現在までの推移と3ヶ月移動平均(前月比ベース)
豪州の住宅事情が若干とはいえトレンドが下方方向(緑の線以下)に行ったままで、あまり改善の兆しが見えていません。2015年はまだ水面上で推移したケースが多かったですが、2016年になってあまり芳しくありません。
先週、豪中銀は利下げを実施しましたが、今回数値には反映されませんので、来月以降のトレンドを追っていく必要があります。
また先週発表された、先行指標の住宅許可件数(下図)も事前予想の+0.8%が▼2.9%になり、先行きのローン貸出にも影響がでてきそうです。
(2)住宅建設許可件数…先行きもまだ上向きの様相が見えません。
相場は翌11日に隣国NZ中銀の金融政策決定会合を控えているので動きにくいですが、NZも先行き緩和予想が多い中で、明日の数値が悪いと、ボディーブローの様に効いてくるかもしれません。
オーダー/ポジション状況
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