ユーロドル小じっかり、米国とEUの貿易紛争解決期待に一時上伸
15日の東京市場でユーロドルは1.21台前半で堅調推移。朝方1.2120レベルで取引が始まったユーロドルは、日中は1.2114-27のごく狭いレンジで取引されました。その後、EU当局者が、17年に及んだ米国とEUのエアバスと米ボーイング社をへの補助金をめぐる貿易紛争が解決の合意に達したと発言したことが伝わるとユーロドルは1.2147まで急上昇しましたが、短時間で失速し、東京時間19:30現在は1.2123レベルで取引されています。
昨晩海外市場ではユーロ圏4月鉱工業生産の好調等を足掛かりに、1.21を挟む上下から脱し1.21台前半をじり高推移となり、1.2120レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは先週末の急落商状がいったん収まり、21日線と90日線の間で方向感を探る動きとなっています。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は21:30にNY連銀製造業景況指数、5月PPI、5月小売売上高等の重要指標が目白押し。さらに22:15には米5月鉱工業生産、設備稼働率、23:00 米6月NAHB住宅価格、4月企業在庫と続き、結果が本日から始まるFOMCでの議論の行方を左右するものとして、注目が集まります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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