米国休場で為替、株ともに小動き
本日米国祝日で株、債券等の市場が三連休となる中、東京時間は手掛かり難で株、為替ともに小動きに終始しました。
朝方112円台後半で取引されたドル円は日中株価の上昇に伴い113円台を回復するも上値は重く、上値113.24までの狭いレンジでの取引に終始しました。日経平均株価は三日ぶりに反発したものの日経平均の終値はわずか16円高の19,251円。東証一部の売買高は今年最低の1兆7千億円台と取引の低調さが目立ちました。
朝方発表となった1月の貿易収支速報は1兆869億円の赤字、事前予想の赤字幅6,259億円の赤字幅を大きく上回りました。貿易赤字は5ヶ月ぶりです。
背景としては資源価格の上昇で輸入額が増加したこと、中国の旧正月等の季節要因で輸出額が減少したことなどが挙げられます。
また、米国向けの自動車輸出が減少、貿易黒字額も26%減少していて順調に「トランプシフト」が進んでいます(?)。尚、発表前後で為替市場に対する影響はほとんど見られていません。
今晩はベルギーにおいてユーロ圏の財務相会合が開催され、再び頭をもたげているギリシャの債務問題が議論されます。
序盤の欧州株価指数先物はおおむね堅調に推移。
米国休場の今晩は株・為替ともに静かな展開が予想されます。
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