4ヶ国株価比較(日・米・豪・NZ)
4ヶ国株価比較
過去半年間程度の株価指数推移を見ますと、
NZ株の1人勝ちで、高値更新
豪州株は1人負けで低位推移
日経平均は大幅調整
S&P500はほとんど横這い
の状況になっています。4カ国とも直近は上向き(株高)になっていますが、特にNZと米国は、前者が利下げ・後者が先行き利上げ回数の半減により株価を大きくあげています。
米国は今週発表の2つの地区連銀製造業景況指数の大幅改善があり、ドル安により、原油価格上げ及び企業収益の先行き上昇期待などが株高の1要因になっています。
自国通貨安→輸出企業の業績改善→株高の構図の様な感じになっています。
豪ドル対米ドルは0.7590に抵抗線があり、ここを越えると0.7650、0.7740にある抵抗線を試す流れとみてきましたが、FOMC後から豪ドル高が一段と進み、最初の抵抗線0.7650越えまで来ました。現在は更に0.7740まで伺う展開になっています。しかしながら、シカゴポジションの積み上がりもあるので、一本調子の豪ドル高には成り難いかもしれません。
以上の流れを勘案すると、ファンダメンタルズ自体は然程悪くないにも関わらず、豪州中銀が利下げを実施してもおかしくない状況になります。為替相場に大きな影響を与えますので、今後の要注意材料となる可能性があります。
オーダー/ポジション状況
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