短期は豪ドル強気の流れを維持(2015年11月30日)

豪ドル/円、短期は豪ドル強気の流れを維持。87円割れで下値リスクが点灯。

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短期は豪ドル強気の流れを維持(2015年11月30日)

豪ドル/円、短期は豪ドル強気の流れを維持。87円割れで下値リスクが点灯。

豪ドル/円は、2手連続陰線引けとなり、上値を切り下げていますが、9/29に付けた82.83を起点として下値を切り上げる流れを守っており、この下値抵抗が87.50-60に位置していることから、これを割り込んで終えるか、値動きの中で87円割れを見ない限り、短期トレンドは豪ドル強気を維持します。また、21日移動平均線も87.54にあり、現状はこれを守っており、短期的な下値抵抗ポイントとして働いています。一方で中期トレンドが弱いことや、200日移動平均線が90.78に位置していることから、上値追いの流れに乗せた場合でも、これを上抜け切れない可能性にも注意が必要です。日足の上値抵抗は88.90-00と89.30-40にあります。下値抵抗は88.00-10と87.50-60にあります。

一方週足を見ると、続伸に繋げられずに小陰線で終えていますが、下げ余力の強いものではなく、8月に付けた82.11を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しています。また、6/24に付けた96.20を起点とする短期的トレンドラインからも上抜けた位置にあり、上値トライの可能性に繋げた状態です。一方で昨年11月に付けた102.84を起点とする中・長期的なトレンドラインの下で推移しており、この上値抵抗が91円台後半にあることから、これを上抜けるほどの上昇にも繋がり難く、上値余地を試した後の反落や、91〜92円ゾーンの上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。

短期的には9/29に付けた82.83を起点とするサポートラインの下値抵抗が87.30-50近辺に位置しており、これを割り込んで越週しない限り、短期は豪ドルの押し目買い戦略が有効です。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は89.20-30と90.10-20に、下値抵抗は87.90-00と87.30-50にあります。31週、62週移動平均線はそれぞれ90.19と92.79にあり、中・長期トレンドは引き続き豪ドル弱気の流れにあります。

豪ドル/円【週足】:(10/27現在31週移動平均線は90.19にあり、中期トレンドは豪ドル弱気の状態にある)

              豪ドル/円【週足】

              豪ドル/円【週足】

(11/27現在31週移動平均線は90.19にあり、中期トレンドは豪ドル弱気の状態にある)

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