ユーロドル:3月14日のファンダメンタル分析
ユーロドルは、ドラギ総裁会見後の動きでユーロ高方向へと上抜けてきた流れではあるものの、直近2月には1.1377レベルの高値を付けていて、ユーロ高方向に抜けたとは言い切れません。またドラギ総裁の追加緩和打ち止めを示唆するような発言から流れが変わりましたが、追加緩和の規模も大きく積極的にユーロを買う流れではありませんし、どこでまた前言撤回といった発言が飛び出すかもしれないと考えると、当面は落ち着きどころを差振る展開となってきそうです。
ユーロドル:3月14日のテクニカル分析
本日は、1.1110レベルをサポートに、1.1210レベルをレジスタンスとする流れでしょう。
ユーロ円は、ユーロドル同様にドラギ総裁会見後の動きでユーロ高方向へと大きく動くこととなりましたが、ユーロ円に関しては長期的にユーロ安トレンドにあり、直近のところでは大きく戻す動きとはなっているものの、こちらもユーロ高へ方向が変わったとは言えません。ただ、ポジション的に短期筋のユーロ円売りが増えていたことと、底堅い株価の動きもあって、目先は底堅い地合いとなりそうです。本日は、126.60レベルをサポートに、127.40レベルをレジスタンスとする動きを見ておきます。
なお、本日から米国は夏時間となりますが、欧州は27日からとなります。2週間ほど指標発表等の時間には注意が必要です。
オーダー/ポジション状況
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