シカゴポジションA$(2016年2月2日)

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

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シカゴポジションA$(2016年2月2日)

主要通貨ポジション(単位:枚)

(2016年1月26日現在の数値)
通貨       ロング      ショート      ネットポジション      前回数値
豪州ドル/米ドル 46,281      79,079        ▼32,798        ▼36,267
円/米ドル    92,628      42,602        +50,026         +37,653
ユーロ/米ドル  71,446      198,661       ▼127,215        ▼137,015

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。

通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
ユーロ/米ドル=125,000ユーロ
円/米ドル=12,500,000円

コメント

1月26日現在までの枚数をベースに、

豪ドル/米ドルは先週の火曜日(シカゴポジション公表日)以降は断続的な豪ドル買い入り、ショートポジションの巻き戻しとなっている模様です。先週末現在では上記枚数より減っていると思われます。どちらにも動き易いポジションにはいますが、巻き戻した分ショートを積み上げ易くなっています。ごく目先は0.7040〜0.7140レンジで上下しています。
ドル/円は先週火曜日に5万枚越えで終えて、金曜日に買い戻しとなりました。やはり一応の目途となる5万枚が一度手仕舞いとなったようです。まだショートキープと思われますので、122円を越える様なドル買いの勢いが無いと、ショートカバーに繋がり難いと思われます。逆にこの先、週毎にショートポジション減らすようだと、これまでのドル先安観が無くなりそうです。

ユーロ/ドルは引き続きポジションを減らしています。ユーロ高への戻りが少ないので、ポジションの減り方が少ないですが、今年になってから一本調子にユーロ売りポジションを減らしているので、投機筋がユーロの先安観に飽きてきた感じを受けています。

オーダー/ポジション状況

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