農産物の需要が世界的に高まる
オーストラリア統計局によると、世界的な強い需要により、広範囲に亘る家畜類の価値が高まっている模様。これにより農産物の需要が増えている。
オーストラリア統計局の農業・農産物統計課のHutt役員は、総家畜処理額は2015年6月末段階で、年27％も増加したと述べた。
「オーストラリアにおける、牛や子牛の総処理額は急激に増加し、2013年〜14年の85億豪ドルから2014年〜2015年には115億豪ドルにまで拡大した。世界的に強い需要により、家畜製品の価格が上昇した結果である。農夫にとって、自分達の家畜の群れのかなりの部分を畜殺することでその恩恵を受けている」と述べている。
羊や子羊類では、処理の総額が25％も増加し、33億豪ドルになっていると述べた。家畜需要の高まりに農産物需要が増えている。
小麦やカノーラ（主に食用油）などの総額は2014年〜15年の期間に減ってはいるが、これは通常レベルまで戻ってきた状況。相対的にトウモロコシやカラス麦などが総額で増えている。「トウモロコシは総額で70％も増え、耕作面積が広がっている」と述べている。
（以上）
(注)本文はあくまで英文の一部を訳したものですので、和訳はあくまで便宜的なものとしてご利用頂き、適宜、英語の原文をご参照して頂きます様お願いします。
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