ユーロ利下げ後大幅反発
昨晩開催されたECB理事会では主要政策金利のリファイナンス金利を0.05%から0.00%へ、限界貸出金利を0.30%から0.25%へ、中銀預金金利を-0.3%から-0.4%に引き下げたほか資産の買い入れ額を月額600億ユーロから800億ユーロに拡大資産の買い入れ対象に社債を加えること、さらに新たな貸出条件付き長期資金供給オペも決定しました。
ECBの今回の決定は市場の予想を上回るフルパッケージの金融緩和策で、発表直後はユーロ売りが先行ユーロは対円で124円台後半から123円台後半まで下落しましたが、その後ドラギ総裁が「一段の利下げが必要だとは考えていない」と発言したことを受け1時間を経ずして急反発に転じ欧州終盤は126円台半ばで推移しています。
欧州株もドイツDAX指数が-2.31%、英FTSE100が-1.78%と前日比で軒並み下落、いまのところ1月の日銀の金融緩和後の日本をめぐる状況をより短時間で再現したかのような様相となっています。
これを受け日経平均先物も海外市場で2%以上下落して16,380をつけており、本邦株式市場への波及も懸念されます。
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