オーストラリア株の位置
(1)豪州株、米株、世界株価指数の推移(1994年12月末=100としている)
上図(1)(赤:S&P500、黒:ASX200、豪州株200指数、青:MSCI(モルスタ)世界株価指数)から見ると、米国株の割高感を感じます。調整起きた場合の下落割合は米国株が大きくなりそうです。
(2)豪州株内での資源関連株、金融関連株、それ以外のセクター株推移(1994年12月末=100)
上図(2)(緑:資源株、赤:金融関連株、青:2つを除いた全てのセクター株)
ここ2000年から始まった中国経済の急成長に伴う資源株の急上昇が、ここ数年の中国経済減速で大きく反落し足を引っ張っている。資源株は高値から1/3まで下落。2つの主要セクターを除いた青ラインは堅調を維持している。
(3)左図がPER比較、右図が配当率
左図は赤:オーストラリアを除いたMSCI世界株のPER、青:オーストラリアのPER。PERからは、ここ数年でオーストラリア株の割安感が出ている。
右図は配当率で、赤:オーストラリアを除いたMSCI世界株の配当率でここ数年は2〜3%の間で配当。青:MSCIオーストラリア株の配当率。5%越えて配当性向の差が拡大している。
世界的に株価が下がっている状況で、今後も株価が下落したとしても、オーストラリア株は世界株と比較して、その下落割合は少なくなると見込まれます。一方で配当性向高く、世界株と比較しては割安感があります。
(以上)
(注)コメントはWFXAにて作成したもの。あくまで情報提供を目的としており、ご投資の最終判断はご投資家様自身でなさるようお願い致します。
オーダー/ポジション状況
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