FRBはブレグジットの影響を判断するため目先は様子見モード入り。
ドル円のテーマは日銀追加緩和へ
東京市場では株価が底堅い動きをする反面、ドル円は前日NY市場で上げた分の調整といった感じで上値の重たい展開が続きました。後場に入りようやく株価の動きに追随、海外市場でもNYダウを中心に株が続伸する動きを受け、為替市場は全般に英国発のリスクオフがいったん緩和しているとの見方から、3主要通貨ペアともに上昇。ドル円は、102.94レベル、ユーロドルも1.1131レベルまで水準を切り上げる動きとなりました。短期的なショックは切り抜けたものの、まだまだ不透明なことが多く、今後悪材料はいくらでも出て来る可能性があることを考えると、今は台風の目の中で次の暴風雨を待っている状態としか思えません。引き続き警戒を怠らないことこそが肝要であると考えます。
ドル円:6月30日のテクニカル分析
ドル円は、しつこいようですが引き続きブレグジット後の戻し高値103.26レベルをレジスタンスに、安値99.00と戻し高値との半値押しにあたる101.13をサポートとする流れの中で落ち着きどころを探っている状態が続いています。少なくともレジスタンスをNY終値で明確に抜ける動きが出ない限り、いつ円高の動きが再開してもおかしくないのです。本日は、103.10レベルをレジスタンスに、102.40レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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