ドル円:5月20日のファンダメンタル分析
前日のFOMC議事録公表でドル円は110円台乗せでスタートしたものの、110円台では構えていた輸出筋を中心にドル売りオーダーが目立ち、110円台前半をじり高の動きとなってくると売りが入り109円台に押すという流れを終日繰り返していました。東京市場で付けた高値110.40レベルが週末G7を前にした戻り高値となった可能性が高そうです。ユーロドルも前日に続き上値の重たい展開となったこともあり、ユーロ円は一時123円割れとなり、その後も上値の重たいままでのクローズとなりました。
ドル円:5月20日のテクニカル分析
ドル円は、冒頭に書いた通り議事録発表後のドル買いと実需筋を中心としたドル売りとがぶつかり、110円台前半でもみあいを続けながらも徐々に上値の重たい展開となりました。仙台G7で円高を懸念するような声明が出て来るとは思えませんが、イベントを前に大台乗せ前の直近高値圏であった109円台半ばも今日のところは底堅い水準となりそうです。本日は109.65レベルをサポートに、110.20レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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