ドル円 東京時間に一段安、パウエル議長緩和姿勢確認で一時108円割れ(7/11午前)

11日午前の東京市場でドル円は続落、一時107.91の安値をつけ東京時間12:00現在は107.95レベルでの取引です。

ドル円 東京時間に一段安、パウエル議長緩和姿勢確認で一時108円割れ(7/11午前)

ドル円 東京時間に一段安、パウエル議長緩和姿勢確認で一時108円割れ

11日午前の東京市場でドル円は続落、一時107.91の安値をつけ東京時間12:00現在は107.95レベルでの取引です。

注目されたパウエルFRB議長の議会証言で、議長は改めて米中の貿易摩擦の景気への影響の懸念を表明、「米経済の拡大維持のため適切な行動をとる」として、利下げ実施の可能性を示唆しました。また、先週の雇用統計に関しては金融政策への直接の影響は無いとし、次回FOMCまで3週間に発表される経済指標を引き続き注視する姿勢を強調しました。

昨晩21:30に公表された議会証言のアジェンダを受けてドル円は109円手前の水準から108円台半ばまで急落、その後はアジア時間まで横這いが続きましたが、東京時間に入りCNNが「イラン革命防衛隊が英国のタンカー拿捕を試み失敗した」と報道したことも重石となり、午前中ドル円は一段安となりました。

パウエル議長の議会証言の内容はFOMC時点での見解とほぼ同様で、このところ思惑に振り回された形の金融市場は、FOMC直後の7月0.25%の利下げを柱とした水準に回帰しつつあります。米主要株価指数は上昇、日経平均も前場75円高で終了、米10年もの国債利回りも2.04%と下げ止まりを見せています。
テクニカルにはドル円は21日線を割り込んできたところであり、前回FOMC前後の下落が107.50レベルまでであったことを考えれば、いま少しの下げ余地はありそうです。

ドル円 東京時間に一段安、パウエル議長緩和姿勢確認で一時108円割れ

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る