米雇用統計悪化でドル円、株軟調(2016年5月6日)

発表となった雇用統計は非農業部門雇用者数が16万人の増加と予想20万人を下回り、また、失業率も5.0%と予想4.9%より悪く前月並みとなりました。

米雇用統計悪化でドル円、株軟調(2016年5月6日)

雇用統計悪化でドル円、株軟調

発表となった雇用統計は非農業部門雇用者数が16万人の増加と予想20万人を下回り、また、失業率も5.0%と予想4.9%より悪く前月並みとなりました。
ドル円は一時106.44まで下押したのち、106円台後半での取引。日経平均先物も東京終値より200円以上下げて取引されています。
平均時給が前年同月比2.5%と予想よりやや改善されているのが救いですが、他の経済指標が弱い中で、ここまで雇用に関しては堅調に推移してきた後だけに米国の直近の利上げはほぼなくなったとの見方が広がっています。
ただ、数値上の予想とは別に事前の為替、株先物の動きでも薄々は悪いのではないかと市場がバイアスしていたふしもあり、パニック的な売りとはなっていません。
株も為替も一旦は下げ止まりとなった模様です。

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