高いリターンを求めてのドル買い(2016年1月12日)

ドル円相場は

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高いリターンを求めてのドル買い(2016年1月12日)

ドル円:1月12日のファンダメンタル分析

テーマ:安全資産の円買いと、より高いリターンを求めてのドル買い

金曜は、雇用統計を前に連日荒れ模様の展開が続き、雇用統計自体の注目度も下がり気味でしたが、前日までの人民元安誘導が止まったことから株式市場、為替市場ともに上昇、ドル円は118円台の乗せた後はもみあいのまま雇用統計を迎えました。雇用統計は予想よりも大幅に強く+29.2万となり、ドル円は一時的に118.85レベルへと上昇、1.0803レベルへと水準を下げましたが、その後は弱いNYダウに引っ張られてドル安となり、ドル円は117.21レベルと前日安値を更新、ユーロドルも1.0931レベルまで切り返し、それぞれドル高値圏でのクローズとなりました。

ドル円:1月12日のテクニカル分析

ポイント:重要な節目示現に至っていなく、下値攻めに達成感も見られません

ドル円は相変わらずの乱高下といった印象ですが、昨日の株式市場は底堅かったものの、原油相場が直近安値を割り込んだり、ランド円が急落したりと、まだまだリスクオフに対する警戒感には根強いものがあると考えざるを得ません。本日の中国市場もそれほど心配はしていませんが、念のため10:15〜30の動きを見て、ドルが買われるようであればカウンターで売りというスタンスがよさそうです。本日は117.30レベルをサポートに、118.10レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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