米国の雇用統計は改善(2016年4月1日)

米国の雇用統計は改善し、前月分も上方修正されたほか、平均賃金も小幅に増加しました。

米国の雇用統計は改善(2016年4月1日)

米国の雇用統計は改善

米労働省が発表した3月の米雇用統計は
非農業部門雇用者数が21万5000人増となり、予想の20万5000人増をやや上回り。
労働市場が底堅く推移していることで、FRBが緩やかな利上げを実施できる可能性があることが示されたと見ます。
1月と2月分は1000人下方修正されました。
失業率は5.0%と、8年ぶりの低水準だった前月の4.9%から上昇。
ただ、労働参加率は63%と、前月の62.9%から上昇。
時間当たり平均賃金も0.3%増加しました。

発表前に112.00を割り込む場面もありましたが、

結果、ドル円は、米3月雇用統計の好結果も戻り売り優勢。

非農業部門雇用者数が21.5万増と予想を上回ったことで
ドル買いの動きとなり、112.42まで上昇。
しかし、戻り売りに上値を抑えられ、111.823へ下落
その後は112円台を回復する動きとなっています。

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