レンジ内の動きなら反落リスク(2017年3月3日)

日本では政治の問題が噴出して大変な状況ですが今のところマーケットではこれらはリスク要因と認識されていません。

レンジ内の動きなら反落リスク(2017年3月3日)

レンジ内の動きなら反落リスク

日本では政治の問題が噴出して大変な状況ですが今のところマーケットではこれらはリスク要因と認識されていません。
最近の動きを見るとドル/円、クロス円は日足レベルではレンジ相場となっているため週の前半下げれば後半は上げる。
逆に、前半上げれば後半は下げるという動きを繰り返しています。
海外メディアが森友学園について取り上げ始めたということもあり、総理や大物政治家が相次いで辞任というような事態にまで発展すればマーケットにも影響が出る可能性があります。
怖いのは株価が高値圏にあるためショック的なニュースで一気に崩れるという動きです。
特に、アベノミクスは安部政権が終われば崩壊に向かうリスクがあるため政治関連のニュースもあわせて見ておく必要があります。

来週は週末に米国の雇用統計、そして先物とオプションのSQもあるということで仕掛け的な動きがあるかもしれません。
テクニカル的には、ドル/円は2月高値の114.95円あたりを超えることができるかどうかですがトランプ大統領は何度もドル高に対してけん制発言を行っているので、3月に利上げがあったとしても大きく円安に動く可能性は少ないとの指摘があります。
しばらく111−115円のレンジが続く可能性もあるので、114円台で反落となれば再度112円あたりまで下がる動きは想定しながらトレードしたいです。
ユーロ/ドルは1.049を割り込むと1.045あたりが下値のメドですがここも割り込むと年初の安値1.035を目指す動きになるかもしれないので注意したいです。
ユーロ/円は高値・安値を切り下げて動いているので、118−121円程度のレンジを意識しながらのトレードになりそうです。

             ユーロドル 日足

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