ドル円下向きのリスクが大きい(2016年1月28日)

FRBはFOMC

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ドル円下向きのリスクが大きい(2016年1月28日)

ドル円:1月28日のファンダメンタル分析

注目のFOMCを前にNY市場の前場までは細かな上下は見られたものの様子見の姿勢が続き、直近高値を上抜けたユーロ円にストップの買いが見られた程度となりました。NY市場では昼頃に原油市場、株式市場に買いが入り、FOMCを前に強気の動きとなっていましたが、これは市場参加者が3月利上げが遠のくのではないかとの思惑が根強かったことによるものと見られます。FOMCでは足元の米国経済や海外市場の情勢に警戒は示したものの、緩やかな利上げ姿勢には変化が無く、3月利上げの可能性はまだ残っているとの判断から、急速に株式市場に売りが入り、それにつられ為替市場もドル売りの動きとなりましたが、それまでにドル円は119円台乗せを見たこともあり、思ったほどのインパクトは無く、明日の日銀待ちという状況となっています。

ドル円:1月28日のテクニカル分析

ドル円は、119円台乗せとユーロ円の買いも強く、思いのほか堅調な展開となりました。FOMCの声明自体は市場の思惑ほどハト派よりでは無かったということなのでしょうが、先月利上げを行ったばかりのFRBが、1か月で方針を変えると考える方に無理があると思います。しつこいようですが、ぶれているのは市場参加者でFRBは粛々と利上げを行う可能性が高いと考える方が自然です。ドル円に関しては、明日の日銀金融政策決定会合もあり、追加緩和の思惑を除いては動きが出にくくなります。また、追加緩和といってもサプライズを与えるような手を打ち出すことは困難と思われ、昨夜の119円台が戻り高値となった可能性もありそうです。本日は、118.75レベルをレジスタンスに、118.10レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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