3. 米9月鉱工業生産指数の予想(22/10/18)

米9月鉱工業生産指数の予想(22/10/18)

日本時間2022年10月18日22時15分に発表予定です。

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米9月鉱工業生産指数の予想(22/10/18)

米9月鉱工業生産指数の予想

本日は9月の鉱工業生産指数（IP）と同設備稼働率（CU）が発表されます。前回は2つ共に予想を下回る数値でした。特にIPはマイナスとなり、かつ今年3月まで遡って小幅ながらの下方修正がありましたので、内容は一段と悪化しています。
今回のIP予想は前月比＋0.1％、同CUは前月比横這いとなっています。昨日はNY連銀製造業景況指数（NY）が発表され、予想▼4.3に対して▼9.1と悪化しており、いずれIPにも波及してくると思われます。
下図を見るとオレンジ色のNYが大きく下がっており、このままNYが下落を継続すると今後IPの追随が見込まれます。〇印は前回の下降局面ですが、オレンジ色の矢印高値から1年強経過後、青の矢印が高値から下落しています。今回は2021年9月が高値で、まだNYが反発の兆し見えない現状、このままなら、そろそろ青のIPも下落を想定する必要がありそうです。

米9月鉱工業生産指数の予想

（今回予想2022年10月18日9時00分現在）

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

（青の矢印が今回の発表値予想）


下図はユーロドルの日足チャートです。今年6月9日高値からの抵抗線A（＝0.9990）があり、上値を抑え込んでいます。昨日現在では遂にパリティを割ってきました。ここから平行に下したB（＝0.9420）でユーロ安トレンドを形成しています。
昨日は英国の新首相が大規模減税政策撤回の発表をし、ポンド・ユーロが買い戻され大きな陽線を作りました。短期的には9月28日底値からのサポートC（＝0.9650）が出来ています。上値はDの0.9870〜0.9915ゾーンに抵抗線があり、これをこなさないと、A乃至パリティまでの戻りがきつくなります。このままCとDで収斂するか、もう一段の戻り高をトライするのか見極めるところにきています。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数 2枚目の画像

（2022年10月18日13：00　1ユーロ＝0.9842ドル）

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