ドル円144円台、高値圏で介入を警戒(9/27)

27日午前の東京市場でドル円は144円台をじり安推移。

ドル円144円台、高値圏で介入を警戒(9/27)

ドル円144円台、高値圏で介入を警戒

27日午前の東京市場でドル円は144円台で方向感に欠ける動き。朝方、144.75レベルで取引の始まったドル円は、序盤は高値圏でのもみ合いとなりましたが、時間外の米長期金利が低下に転じたことや、日銀のレートチェックレベルに接近していることからの警戒感からやや値を崩し、一時144.27まで下げた後、東京時間正午現在は144.50レベルで取引されています。

日経平均株価は、前日大きく下げた反動で序盤から買いが先行。昨晩米市場で主要株価指数が軒並み下げた中、多くの業種で買い戻しが優勢となり、220円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米長期金利の急上昇や、英国が打ち出した大幅減税案の財源不足懸念からの対ドルでのポンド売り等に、ドル買いが強まりました。ドル円は介入を警戒しつつも米国時間にかけて144円台後半にじりじりと値を上げる展開となり、144.78レベルで東京時間につなぎました。

テクニカルにはドル円は9/22介入当日の乱高下を除けば、141.50-145.00のレンジ取引が継続、ただ、介入翌日からは下値を切り上げる動きとなっており、協調介入、委託介入の可能性が低い、海外時間の上値トライの動きには注意が必要です。

ドル円144円台、高値圏で介入を警戒

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