ドル円137円台を回復、月末実需を伴って底堅い動き (7/27午前)

27日午前の東京市場でドル円は続伸。

ドル円137円台を回復、月末実需を伴って底堅い動き (7/27午前)

ドル円137円台を回復、月末実需を伴って底堅い動き

27日午前の東京市場でドル円は続伸。朝方、136.91レベルで取引の始まったドル円は、米長期金利が昨晩反発後東京時間も落ち着いた動きを見せたこと、月末スポット応当日のドル買い需要等の動きに堅調に推移し、10時前に137円台を回復しました。その後は137円近辺でもみ合って、東京時間正午現在は137.00レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩海外市場で欧米主要株価指数が軒並み下げた流れを受けて売りが先行、下げ幅は一時130円に迫りましたが、安値圏では買戻しが入り底堅い動きとなりました。終盤にかけては情報技術関連銘柄等に買いが入り、プラス圏に浮上、37円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、FOMC結果公表を控えて全般手控えムードが強い中で、米長期金利の動きがドル円をリード。米国時間序盤に一時136.29まで下げた後136.98まで反発し、高値圏でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は21日移動平均線に絡んでの動きが続いていますが、本日136.90レベルを上昇中の21日線の上に出る動きとなっており、また、3営業日連続で上値を切り上げるなど持ち直しの動きが見られます。転換線や直近高値からの下落の半値戻しのある137円台半ば(訂正×135円台半ば)を超えてくるとドル買い地合いが強まりそうです。
いずれにせよ、明日未明のFOMC結果公表と、パウエル議長の記者会見の内容を確認するまでは、ドル円も今後の方向性を見極めるのは難しそうです。

ドル円137円台を回復、月末実需を伴って底堅い動き

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