オーストラリア 6月小売売上高の予想(22/7/27)

日本時間7月28日10時30分に発表予定です。

オーストラリア 6月小売売上高の予想(22/7/27)

オーストラリア 6月小売売上高の予想

明朝10時半に豪州6月小売売上高が発表されます。

6月小売売上高

前回5月は予想を大きく上回りました。下図を見ると、昨年12月に落ち込んだ数値が急拡大しています。コロナ以降今年1月までは、大方赤の上昇トレンド内で推移していましたが、先月は遂に過去の高値を結んだ黒のトレンドラインまで到達しました。2022年の伸び率は米国を上回っています。今回6月予想は+0.5%ですが、仮にこの数値なら昨年末比では半年で+7.5%の大きな伸びになります。GDPに対して、かなりの貢献となります。
尚、前月の内訳は衣料関係(前月比▼1.4%)を除きプラスとなり、伸びの大きい順から、百貨店(+5.1%)、外食(+1.8%)、その他(+1.5%)、食料(+0.6%)、家庭用品(+0.4%)の順となっています。

オーストラリア 6月小売売上高の予想

(7月27日8時30分現在)

小売売上高

小売売上高

2018年12月を100にしたもの(コロナ後の低い回復トレンドは赤い線、高い回復トレンドは黒い線で記載しています。今回予想は青矢印)

下図は豪ドル米ドルの日足チャートです。昨日の週足チャートでは、豪ドル安トレンド下で、目先の抵抗線0.6980〜0.7000と0.7050の2つを試せるかとしましたが、日足チャートでも4月5日高値からの抵抗線A(=0.6980)に止められています。ここから平行に下したB(=0.6620)で豪ドル安トレンドラインを形成して、丁度上限までトライした形になっています。直近では7月14日底値からのサポートC(=0.6930)があり、ここ2日間は下ヒゲだけ抜けた形になっています。究極の収斂(AとCで50ピップス)になっているので、今日・明日には抜けの確認ができると思います。尚、Cは20ピップス程度上昇しますので、今日は0.6950になります。4月以降の流れからは下抜けリスクが大きく、もし切れれば、シカゴポジション344内で記した0.6840〜50、0.6810、0.6760〜70の順にサポート狙いとしましたが、現在のスポットは最初のサポートも下回っています。

今日発表の豪州第2四半期CPIは僅かとはいえ、前年比ベースで予想を下回る6.1%(予想6.2%)結果から、豪ドルは0.6950付近から30〜40ピップス売られています。今夜半のFOMCの結果や明日のこの小売売上高で確認することになります。尚、もしAを上抜けた場合は最初の抵抗線としてD(=0.7060)があります。

小売売上高 2枚目の画像

(2022年7月27日13:00、1豪ドル=0.6921米ドル)

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る