ニュージーランドドル週報(2017年8月第二週)

8月10日、NZ中銀は予想通り政策金利を1.75%に据え置きました。景況感にも変化が認められないことから為替市場ではNZ買いが先行しましたが、

ニュージーランドドル週報(2017年8月第二週)

NZ/円、短期は弱気。80円割れの越週でもう一段下押しの可能性も。

8月10日、NZ中銀は予想通り政策金利を1.75%に据え置きました。景況感にも変化が認められないことから為替市場ではNZ買いが先行しましたが、その後、ウィーラーNZ準備銀行総裁によるNZドル高に対するけん制発言や、為替介入の可能性についても言及したことから、NZドルは対円、対ドルともに反落しています。北朝鮮問題に絡む地政学的リスクもあって足元ではNZ安基調が今暫く続く可能性が高いと見られます。

チャートを見ると、日足は7/27に付けた83.91を直近高値として上値を切り下げる流れを変えていません。この間に82.41にあった21日移動平均線を下抜けて短期トレンドに変化を生じさせており、82円台回復を見るまでは、調整下げ終了と認められません。一方で、80.00近辺には200日移動平均線が控えていることや、週足の下値抵抗もこの近辺にあることから、これを大きく割り込まずに反転に繋がる可能性を残しています。

一方直近の週足は、陰線引けとなり81.60-70にあった週足の下値抵抗をかろうじて守って引けましたが、今週は週初から下値攻めの動きが先行しており、これを下抜けて一段の下落に繋がっています。一方で、31週移動平均線が80.07に位置しており、200日移動平均線とほぼ一致する位置にあること、また、これを下抜けた場合でも62週移動平均線が77.94に位置していること、昨年6月に付けた69.33を起点として下値を切り上げる流れを維持しており、この下値抵抗ポイントも78.10-20近辺にあることから、調整下げに留まるなら78円台を下抜けない可能性も高いと見られます。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗は82.00-10、82.80-90に、下値抵抗は80.00-10、78.10-20にあります。31週、62週移動平均線は80.17と77.94に位置しており、中期トレンドはNZ強気の流れを守った状態にあります。

NZ/円、短期は弱気。80円割れの越週でもう一段下押しの可能性も。

NZ/円【週足】:(8/9現在31週移動平均線は80.07に、62週線も77.94に位置しており両者を上抜けた位置にあり、中期トレンドはNZ強気を維持)

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