NZ/円、短期は調整下げの動き(2016年12月最終週)

NZドルは対円、対ドルともに上値を切り下げる流れを変えておらず、

NZ/円、短期は調整下げの動き(2016年12月最終週)

NZ/円、短期は調整下げの動き。中期はNZ強気の流れ

国内経済に大きな不安材料なし

NZドルは対円、対ドルともに上値を切り下げる流れを変えておらず、アメリカの利上げを契機とするドル全面高の流れの中で、他通貨同様に調整下げ局面にあり、下値を模索する動きが続いています。一方で、ニュージーランドの国内経済には大きな不安材料は認められず、消費関連指標を注視しつつ、NZ中銀は現在の金融政策を維持するものと見られています。

短期は調整下げ一巡か

チャートを見ると、日足は12/15に付けた83.74を直近高値として急角度で上値を切り下げており、この間に11/9に付けた73円台を起点として下値を切り上げて来た流れに変化が生じています。また、81.55にある21日移動平均線を下抜けた位置で推移しており、短期トレンドは下値リスクがより高い状態にあります。しかし、10/11に付けた72.75を起点とするサポートラインの上で推移しており、この下値抵抗が79.20-30にあることから、これを下抜けて終えない限り、調整下げの範囲内となり、調整一巡後の反転、上昇に繋がる可能性も高いと見ています。短期トレンドは82円台を回復して引けるか、82.50-60の抵抗をクリアした場合は、調整下げが一巡した可能性が高くなります。日足の上値抵抗は82.00-10、82.90-00に、下値抵抗は80.40-50、79.40-50にあります。

一方週足は、高値圏から2手の陰線が出ており、週足の形状は下値リスクがやや高い形となっています。可能性がまだ低いと見られますが、78円台の抵抗を守りきれずに越週した場合は一段の下落リスクが点灯します。この場合は75〜76円台にある中長期的な下値抵抗を再度確認する動きが強まり易くなりますが、この場合でも6/24に付けた69.33を起点として下値を切り上げる流れには大きな変化は認められず、この下値抵抗が75円台にあることから、これを割り込んで越週しない限り、NZ弱気に転換しません。週足ベースで見た強い上値抵抗は82.30-40、84.00-10に、下値抵抗は80.00-10にあります。31週、62週移動平均線は75.56と76.51にあり、中・長期トレンドはNZ強気にありますが、31ヵ月移動平均線が82.09に位置しており、これを月足の実体ベースでは上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態です。

NZ/円、短期は調整下げの動き。中期はNZ強気の流れ

NZ/円【週足】:(12/27現在31週移動平均線は75.56に、62週線は76.51にあり、中期トレンドはNZ強気の流れにある。)

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