豪州消費者物価指数見通し(2016年1月25日)

日本時間2016年1月27日朝9時30分発表予定

豪州消費者物価指数見通し(2016年1月25日)

豪州消費者物価指数今回の予想とコメント

(今回発表予想)1月25日14時現在

豪州消費者物価指数        前回(3Q)     今回予想
第4・四半期(前四半期比)    +0.5%       +0.5%
第4・四半期(前年比)      +1.5%       +1.6%

    (1)消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均

    (1)消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均

  (2)年率ベースの消費者物価指数と中銀インフレ目標値(1〜3%)

  (2)年率ベースの消費者物価指数と中銀インフレ目標値(1〜3%)

     (3)前年比と政策金利推移、及びインフレ目標値

     (3)前年比と政策金利推移、及びインフレ目標値

(2)のグラフに政策金利推移(オレンジ色)と中銀のインフレ目標値2〜3%(赤色)を加えたもの。(尚、政策金利は各四半期末時点の政策金利を入れています。)

コメント

現状の消費者物価は依然として中銀目標下限を下回っていますが、昨年の第1四半期を底に横這っています。短期では(1)の前四半期比では移動平均線がここ数四半期右肩上がりになってきています。
直近までの豪州経済は失業率改善、小売売上高もゆっくりながら上昇基調を辿っており、商品価格安と中国経済減速からの影響を減じて来ています。
今回も予想通りの数値が出れば、中銀の再利下げはこの先も見送られる可能性が高くなっています。(因みに最後の利下げは5月に2.25%→2.0%に下げ、その後は7ヶ月据え置いています)

引き続き、現状では利下げか据え置きかの判断時期にいるので、まだ豪ドル安をケアする段階にいます。それでもここまでの豪ドルはテクニカル的にかなり売られ過ぎになっていますので、2%に近づく消費者物価指数でれば、ポジション調整の買戻し材料に使われる可能性が出てきてもおかしくありません。
尚、豪州中銀は3%に近づく消費者物価になれば、利上げの検討がなされると言われています。現状推移では全く関係ありませんが、目安として気に留めておいてくさだい。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る