NZ中銀インフレ見通し低下でN$下落
ニュージーランドの中銀連邦準備銀行が午前中に発表した四半期ごとの2年後のインフレ予想調査の結果が前回調査の1.85%から約22年ぶりの低水準となる1.63%に低下したことを受けニュージーランドドルは全面安となりました。
発表前対円で76.40近辺で取引されていたニュージーランドドルは現在1円以上安い75.25での取引。対ドルも0.6665から急落、」一時は0.66を割り込み、現在も0.6600はさみでの取引となっています。
ニュージーランドは主力輸出品である乳製品価格が欧州、米州での乳製品増産と世界的需要の低迷により下落、減産を余儀なくされており、今後経済への打撃が懸念されています。
今回のインフレ見通しの低下により、ニュージーランド中銀は一段の金融緩和を余儀なくされるとの見通しが広がり、通貨の売りにつながったものです。
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