3. ドル円104円台前半を続伸 (1/28午前)

ドル円104円台前半を続伸 (1/28午前)

２８日午前の東京市場でドル円は一段高。

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ドル円104円台前半を続伸 (1/28午前)

ドル円104円台前半を続伸

２８日午前の東京市場でドル円は続伸。海外市場でドル円が急伸した流れを受けて104.18レベルで取引の始まったドル円は、9時台にロスカットや実需のドルの狼狽買いに一段高となり、一時104.35と前日高値を上回る水準に上昇。東京時間正午現在は高値圏の104.32レベルで取引されています。日経平均は昨晩のNYダウ急落を受け、売りが先行。一時600円超下げる場面がありましたが、その後は銘柄によっては買い戻しも入り、結局312円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場ではボーイング社の１兆円超の巨額赤字決算が嫌気され米株が急落。NYダウは633ドルの大幅安で終了し、恐怖指数も37台に急上昇しました。為替市場ではリスク回避でドル全面高となり、ドル円も104円台に急伸しています。未明のFOMC結果公表では政策金利等金融政策の変更はありませんでしたが、雇用、経済活動については「回復ペースが緩やかになった」と判断を下方修正。パウエル議長は会見で、テーパリングは程遠いとの見解を示しました。ただ、FOMC結果発表および議長記者会見前後の為替市場の動きは限られました。


テクニカルにはドル円は午前中の上昇で104.32の一目均衡表の「雲」の上限、104.33の90日移動平均線とほぼ同水準まで上昇する動きとなり、ドル買い地合いが強まっています。
今のところ同水準では一旦頭を抑えられた形となっていますが、本日午後以降この水準を明確にクリアし、さらに上を目指す動きとなるか注目されます。

ドル円104円台前半を続伸

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