ドル円:3月29日のファンダメンタル分析
東京市場前場は前日と同様に仲値の実需筋によるドル買いに加え、株価が堅調な動きとなっていたこともあって113.69レベルまで円安が進行しました。しかし、後場以降は欧州市場がイースターで休場が続くこともあり動意薄、調整のドル売りも出ていたものの目立った動きは見られませんでした。NY市場に入り弱めの経済指標をきっかけにるこれまでのドル買いの調整が進み、特にポンドを中心として欧州通貨買いが目立つ展開となりました。ユーロドルもこれまでのもみあいを上放れ1.12台乗せ、ドル円もドル売りの動きとなったもののスピードの差からユーロ円も127円台に乗せてのクローズとなっています。
ドル円:3月29日のテクニカル分析
ドル円は、本日が期末応当日(スポット)となることで、本日以降の取引は徐々に減少しやすくなります。いっぽうで今夜のイエレン議長の講演、週末の雇用統計を前にした明日のADP全国雇用者数等、材料には事欠きません。実需筋を中心とした円売り(ドル買い)の動きと、ここまでの米国地区連銀総裁のタカ派寄り発言をきっかけとしたドル買いに対する調整(ドル売り)との落ち着きどころを探る展開となっています。欧州通貨の動きを見ている限り、上値追いは限定的と考えられ、本日は113.70レベルをレジスタンスに、113.00レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:上村 和弘
2023.06.06
ドル円見通し 米ISMサービス業景況指数が予想外の悪化でドル安反応(23/6/6)
ドル円は、5日夜の米ISMサービス業景況指数が予想外に悪化したことでドル安へ風向きが急旋回したために5日深夜安値139.24円へ急落した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2023.06.06
ドル円、冴えない米ISM非製造業指数を受けて急反落。但し下値余地は限定的か(6/6朝)
週明け5日(月)のドル円相場は上昇後に急反落。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2023.06.05
ドル続伸期待高いが、円安けん制への警戒も(6/5夕)
週明け5日の東京市場はドルが小じっかり。先週末のNYクローズではわずかに下回った140円台を再び回復している。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:NSJ
2016.03.30
イエレン議長の発言を受けて(2016年3月30日)
29日午後の取引で 米フェデラルファンド(FF)金利先物が 上げ幅を拡大(金利は低下)
-
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大410,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。