今週の米ドル(USD)の見通し
介入を試して一度は下げる動きか
先週のドル円は週初に153円近辺からスタートし、米国の緩和後退思惑を主要因にドル買いが進む動きとなりました。中東情勢の緊迫感から安全資産である米国債が買われ、長期金利の低下と株安の動きから一時的に円が買われる場面も見られましたが、下がったところではドル買いという動きも根強く、既に154円割れではドル買いオーダーが並ぶ状況で一週間を終えることとなりました。
円安の動きを止めるには介入しかないという見方が広がる中で、日米韓の財務相会合で通貨安問題が議題となったものの、G20では為替の話は出ずと、通貨安問題は日本を含め一部の国の問題という見方も出てきました。ただ、植田日銀総裁は円安が続くことでインフレが強まる場合には追加利上げもという話はしていますので、今週金曜の日銀会合後の総裁会見は注目されることになるでしょう。(4/22)
USD アメリカドル FX
JPY 日本円 FX USD/JPY 到達確率チャート
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2024/04/27
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ドル円(USDJPY)は昨年12/28に記録した安値140.25をボトムに切り返すと、今週末にかけて、約34年ぶり高値となる157.79(1990年5月以来の高値圏)まで急伸しました。
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2024/04/26
東京市場のドルは156円台乗せ、海外時間では157円台乗せを試す展開に(24/4/26)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日銀会合の結果が、想定線で「タカ派」な内容が確認できなかったことで円安が加速し、156円台に突入した。
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2024/04/26
ドル円 日銀会合経て円安加速、介入催促相場の様相(4/26夕)
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2024/04/26
ドル円見通し 155円台後半へ続伸後は上げ渋り、日銀会合と夜の米PCE統計待ちに(24/4/26)
米長期債利回り上昇による日米金利差拡大が続くとの見方で円安が継続した。
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オーダー/ポジション状況
米ドル(USD)相場に関する経済カレンダー
日本円(JPY)相場に関する経済カレンダー
現在の米ドル相場の焦点
現在の日本円相場の焦点
米ドルの為替レート推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | |||
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為替レート(対円) | 117.75 | 81.12 | 120.22 |
日本円の為替レート推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | |||
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為替レート(対円) | 117.75 | 81.12 | 120.22 |
アメリカの経済指標の推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | 直近 | 米ドルへの | |||
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影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利 | 4.255 | 0.25% | 0.50% | 5.50% (Apr./24) |
|||
市場金利(銀行間金利3ヶ月) | 4.54% | 0.30% | 0.61% | 5.59% (Apr./24) |
|||
市場金利(10年)カレンシースワップ | 4.94% | 3.38% | 2.19% | 4.19% (Apr./24) |
〇 | ||
株価指数 | 10,718 | 11,578 | 17,425 | 37,753.31 (Apr./24) |
〇 | ||
実質GDP | 3.3% | 2.5% | 2.6% | 3.4% (Mar./24) |
|||
消費者物価指数 | 3.69% | 1.69% | Nov0.70% | 3.5% (Mar./24) |
〇 | ||
失業率 | 5.00% | 9.50% | 4.90% | 3.8% (Mar./24) |
|||
経常収支 | -5.57% | -3.00% | -2.60% | -2.9% (4Q/23) |
↑U$高/↓U$安
日本の経済指標の推移
2005年末 | 2010年末 | 2015年末 | 直近 | 日本円への | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利 | 0.15% | 0-0.10% | 0-0.10% | 0.1% (Apr./24) |
|||
市場金利(3ヶ月)為替先物より算出(オファー) | 0.10% | 0.34% | 0.18% | -0.03% (Apr./24) |
|||
市場金利(10年)カレンシースワップ | 1.61% | 1.17% | 0.53% | 0.96% (Apr./24) |
〇 | ||
株価指数 | 16,111 | 10,229 | 19,034 | 38,079.62 (Apr./24) |
|||
実質GDP | 1.90% | 3.50% | 0.80% | 0.4% (Dec./23) |
〇 | ||
消費者物価指数 | -0.10% | 0.00% | 0.20% | 2.8% (Feb./24) |
〇 | ||
失業率 | 4.40% | 4.90% | 3.30% | 2.6% (Feb./24) |
|||
経常収支 | 3.72% | 0.54% | 3.29% | 3.6% (4Q/23) |
↑円安/↓円高
アメリカの長期経済予測
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 米ドルへの | |||
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影響度 | 方向性 | ||||||
政策金利予想 | 1.90% | 2.10% | 1.90% | 1.80% | ◎ | ||
実質GDP予想 | 2.20% | 2.00% | 1.90% | 1.80% | 〇 | ||
消費者物価指数予想コア | 1.90% | 1.90% | 2.00% | 2.00% | 〇 |
↑U$高/↓U$安
日本の長期経済予測
- | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 日本円への | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
影響度 | 方向性 | ||||||
先物による政策金利予想 | - | -0.03% | -0.01% | 0.02% | |||
実質GDP予想 | - | 1.00% | 0.60% | - | |||
消費者物価指数予想 | - | 1.80% | 1.40% | - |
↑円安/↓円高
アメリカの政治・社会情勢
日本の政治・社会情勢
アメリカの経済情勢
日本の経済情勢
米ドル通貨の概況・特徴
一方で一時「有事のドル買い」といわれた「危険避難通貨」としての役割は近年薄れているように見える。2015年頃までは世界の主要国に先んじて景気の回復局面に入りつつあると目されていたことからドルが買われていたが、2016年には英国が国民投票で予想外にEU離脱を決めたことでリスク回避の動きが加速、ドルは対円ではリスク回避の円買いに押され100円割れ。しかし、11月に想定外のトランプ政権の誕生でドル円は一気に上昇、年末には118円台に達した。以後は2019年まで膠着状態が続き値幅は年々狭まる傾向となっている。