NY原油ギャップ接近が続く(2020/6/19)

原油価格も最大のポイントである3月OPECプラス協議決裂前の水準に近づいています。

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NY原油ギャップ接近が続く(2020/6/19)

NY原油ギャップ接近が続く

新型コロナウイルスによる人の移動制限が各国で緩和されてきたことから原油価格も底堅い値動きが続いています。日本でもJALとANAが便数は半分とは言うものの7月からの復便を発表しました。世界中の空で航空機が以前のように飛ぶにはまだ時間がかかりそうですが、着実に経済活動がコロナ前に戻ろうという動きとなっていますので、原油価格も最大のポイントである3月OPECプラス協議決裂前の水準に近づいています。


日足チャートをご覧ください。

NY原油ギャップ接近が続く

3月6日にOPECプラスで協議が決裂し、その週末にサウジアラビアが増産に転換、3月9日にギャップダウンして始まったところが、その後の急落を含めてのスタート地点であったと考えられ、3月6日安値41.05ドル(ピンクの水平線)を回復すると、需要拡大も後押しする材料となって一段高に繋がる芽が出てきます。

まだコロナ前の状況には程遠いものの株式市場を見てもわかる通りで、原油市場も実需が最大要因とはいえ、思惑先行が起きやすい市場の一つですからかなり興味深い水準に近づいてきたと言えそうです。

6月の高値は40.44ドル、ギャップを埋めるにはあと61セントとかなり接近しています。来週以降の動きに注目していきたいと思います。

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