安倍トランプ会談終了ドル円上げ幅縮小(11月18日)

安倍首相とトランプ氏の会談が終了、予定を上回る一時間超の長い会談となりました。

安倍トランプ会談終了ドル円上げ幅縮小(11月18日)

安倍トランプ会談終了ドル円上げ幅縮小

安倍首相とトランプ氏の会談が終了、予定を上回る一時間超の長い会談となりました。
会談を終了した安倍首相は、記者会見で個別具体的な話の中身には非公式会見で、トランプ氏が就任前であることから触れず、トランプ氏を信頼関係を築いていける相手であると回答するにとどまりました。
記者会見の冒頭に首相は温かい雰囲気のなかで会談が行われたとした後に、「私は私の基本的な考え方についてはお話をさせていただきました」「都合のいい時に再度会ってより広い範囲でより深く話をすることで一致しました」と述べたことから、今回は双方が主張を開示しあった段階にとどまった様子がうかがえました。
早朝にイエレン発言を受け110.34をつけていたドル円は記者会見中に上げ幅を縮小、会見終了後は一時110円を切る局面もありました。

会談に関しては悪材料も出なかったのでドルを大きく売り込む動きとはならず、かといって期待された以上の「お土産」もなしと言ったところで、さらにドルを買い進む雰囲気にもならず、節目の110円を超えたところでもあり、少し立ち止まってもろもろの材料と水準を再点検と言った感じとなりました。その後は日経平均株価が18,000円を回復したこともあり、再び110.20を上回る動きとなっています。

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