トランプの反撃?

トランプ陣営は、キャンペイン・マネジャーを首にした。

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トランプの反撃?

トランプの反撃?

キャンペイン・マネジャー更迭とトランプの謝罪

トランプ陣営は、キャンペイン・マネジャーを首にした。
これで2度目である。もちろんキャンペインがうまくいっていないから首にするのである。
今度の新しいマネジャーは、今までどのマネジャーもできなかったことをトランプにやらせた。
これまで決して謝らなかったトランプであるが、今回は謝ったのである。
今まで選挙戦に熱中するあまり、人々を傷つける発言をしたことがあり、大変REGRET(残念に思う)している、という言い方で初めて謝りらしきことを言ったのである。
今までどんなに非難されても決して謝らなかった人間が、唐突に謝って見せたので、これはこれで話題になるわけだ。
ただあまりにも発言の内容がはっきりしないので、どの発言について謝っているのかを明らかにせよという声もある。

相手がトランプでなければ危うかったクリントン

筆者の感じでは、ここで謝っても大して意味はないと思うが、新しいキャンペインマネジャーは、これが支持率回復の第1歩とみなしているようだ。
確かに大統領にあるまじきしゃべり方で罵詈雑言を吐き散らすわけだから、まじめに考える人はとてもトランプに投票する気にはならないだろう。
しかしクリントンも、Email 事件や、クリントン財団の取り引きの内容などで後ろ暗いところがずいぶんあり、候補者がトランプでなければ、クリントン危うしという言う情勢でもおかしくないと思うほど失策が続出で、クリントンのイメージは一向に向上しない。

クリントンの失策とトランプ反撃でようやく選挙戦らしい展開に

しかしそれでもまずトランプ11月落選はほぼ決まりである。共和党の中からは、党で調達した選挙資金はダウン・バロット(上下院議員や州知事の選挙)に使うべきで、負けることが決まっているトランプにカネを出すことは無駄であるという声が強い。
しかしここまで悲観論が強いと、むしろキャンペインとしては陰の極かもしれない。
つまりトランプキャンペインが底を打って、人気が回復に向かうことが相場論的には考えられる。
その第1歩がトランプによる謝罪ということで人々は納得するのではないか。
もちろんトランプが勝利するところまで、持っていけるとは思えないが、クリントンの失策もあり、ある程度盛り返して、大統領選挙らしくなるのではないかと思っている。

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