日経平均株価
今朝のNY引け間際に、ライトハイザーUSTR代表が中国に対して新たに2000億ドルの追加関税を検討とのニュースが流れ、一気にリスクオフの動きとなりました。その後、株式市場も為替市場も落ち着きを取り戻しましたが、為替市場に比べると株式市場は戻りが鈍く、その中でも日経平均株価の上値が重い印象です。
日足チャート(日経先物GLOBEX)
チャートの範囲外ですがサポートラインとレジスタンスライン(それぞれピンクのライン)とが引いてあります。紫の四角は1か月ですが、近いところでは5月と6月でダブルトップ(ピンクの楕円)を形成し、そのネックライン(ピンクの点線)を下抜け(最初の矢印)。そこから大きなダマシとなったプルバック(2つ目の矢印)を見せ、再び下げ始めているのが現在です。
仮に3つ目の矢印で示すような動きとなり最初に下抜けたときの安値を抜けると、サポートラインの水準あたりへと下がるリスクが出てきます。米中間の貿易摩擦が激化する中、米国株は税制改革による利益もあって大きな下げにはなっていませんが、上海総合株価指数とともに、日本株の動きは常に下げ方向に注意が必要と言えるでしょう。
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