豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(2020/11/30)

2020年12月1日火曜日、東京時間12時30分に公表予定です。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(2020/11/30)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)

豪州の政策金利が明日1日(火曜日)に発表されます。年内最後の会合となります。

豪州準備銀行(中銀)政策金利予想(11月30日12時00分現在)
  現行の0.10%を据え置き(エコノミストは全員据え置き予想でレンジなし)
  3年債利回りの目標上限を0.10の据え置き(全員据え置き予想)
  
豪州中銀は11月会合で従来の金利0.25%を0.10%に利下げを実施しました。同時にイールドカーブコントロールを実施している3年債利回りの上限目標も0.10%に下げました。
今回は流石に全員据え置き予想で無風となっています。また先々予想も2022年前半まで金利変更なしとの予想です。当面は経済の進展状況を見ながら、軌道修正していくと思われます。

今回の注目点は
@ 先々の経済成長をどの様に見ているか。
A 次回以降の利下げや利上げに関し、具体的基準を示唆するか。
B 豪ドル米ドルは前回利下げした当日の寄り付きが0.7053、終値が0.7162、現在が0.7388ですので、ほぼ一貫して豪ドル高になっています。この相場に対する判断がでるか否か。

エコノミストの先々見通しは下記となっています。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)

エコノミスト先々見通しの表

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット) 2枚目の画像

政策金利推移(2020年11月末までと12月予想値…赤い矢印)

下図は豪ドル米ドルの月足チャートです。直近5ヶ月間はラインA(=0.7010)とB(=0.7415)のレンジで揉み合ってきました。現在のスポットはBを抜けるのか、再度A方向の押し目を作るのか、今日が月足完成日ですので、今日の終値そして明日の寄り付きが注目されます。もし越えた場合はC(=0.7825)、D(=0.8160)が上値トライのポイントになります。Bに止められた場合はA方向の押しになりそうです。明日、中銀の為替コメントに注目します。
尚、シカゴポジションが先週の米国感謝祭の影響で更新されていませんでしたので、更新され次第お送りします。

次回金融政策発表は2021年2月2日(火曜日)に予定されています。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット) 3枚目の画像

(11月30日13:20、1豪ドル=0.7385米ドル)

オーダー/ポジション状況

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