11月NY連銀製造業景況指数の予想(2020/11/16)

日本時間2020年11月16日22時30分に発表予定です。

11月NY連銀製造業景況指数の予想(2020/11/16)

11月NY連銀製造業景況指数の予想

本日、11月NY連銀製造業景況指数(NY)が発表されます。前回10月は予想を下回る10.5(予想14.0)でした。今回の予想は13.8となっており、製造業のマインド自体はまだ堅調推移となっています。但し、第3四半期の平均は12.6、第4四半期の平均は12.2でほぼ横這い推移となり改善度合いは止まっています。
今週はNYの他、明日17日に10月小売売上高、同鉱工業生産指数などが発表され、その後も住宅関連指標の発表が控えており、いよいよ重要な第4四半期の数値が順次発表されます。NY株価は期待先行の上げ方をしているので、実際の数値が裏付けてくれるかに注目します。

11月NY連銀製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2020年11月16日9時現在予想

NY連銀製造業景況指数(青)と移動平均(オレンジ)

NY連銀製造業景況指数(青)と移動平均(オレンジ)

黒の矢印は今回予想、赤はゼロ

ISM製造業景況指数とNY連銀製造業景況指数の3ヶ月移動平均線

ISM製造業景況指数とNY連銀製造業景況指数の3ヶ月移動平均線

(NY連銀製造業景況指数は11月予想値を加味した移動平均線)

上図はISM製造業景況指数(ISM)とNY連銀製造業景況指数(NY)の3ヶ月移動平均線を比較しています。ほぼ相関しており、既発の10月ISM製造業景況指数が予想を大きく上回る59.3(予想55.8)でしたので、今回の数値はある程度良くなる可能性もありますが、ウィルスの感染拡大が懸念されている現状では11月分は悪化も予想されるので、要注意になりそうです。

下図はドル円の週足チャートです。先週は月曜日にドルが大きく買い戻され、ラインA(=105円70銭)で丁度止まり、下抜けていたD(=104円00銭)を再度抜き返しました。目先はDを割らないとAから下したB(=102円30銭)、あるいはC(=101円30銭)方向の勢いが出てきません。従い当面はまだ104円00銭〜105円70銭のレンジで推移する可能性が高くなっています。しかしながら、先週・先々週の2手共に実態部分は104円60銭〜65銭が高値で、2回ともこれ以上が上ヒゲになっているので、104円70銭以上の滞空時間が短いか、週末終値で104円70銭越えが必要になりそうです。
下限はDを切れば、実体部分の103円20銭絡みがまずサポートされ、その後にBとC方向を伺う流れになりそうです。尚、上値はAを越えればE(=108円00銭)方向の流れとなりそうです。

ISM製造業景況指数とNY連銀製造業景況指数の3ヶ月移動平均線 2枚目の画像

(2020年11月16日14:15、1ドル=104円58銭)

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る