ユーロドル連休中にドル買い進行、日中一段安
23日の東京市場でユーロドルは下値を広げる動き。連休中主要通貨に対してドル買いが進んだ流れを受けて、朝方1.1708レベルで寄り付いたユーロドルは、日中更に安値を広げ一時1.1672の安値をつけた後、欧州勢参入後にやや戻し、東京時間19:00現在は1.1715レベルでの取引です。
夕刻発表された欧州各国の製造業。サービス業PMIは製造業の改善が目立つ半面サービス業は軒並み50以下に転落するまちまちな内容となっています。
ユーロドルは本邦祝日の21−22日に欧州各国での新型コロナウイルスの感染再拡大、大手金融機関の過去のマネーロンダリング疑惑からの欧米株の下落で大きく値を下げる動きとなっていましたが、本日連休明けの東京市場でさらにそれを深掘りする形となりました。
テクニカルにはユーロドルは昨日、一昨日の下落で再び中期のサポートラインを大きく下放れ、一目均衡表の「雲」の中に入ってくるなどユーロ売り地合いが強まっています。当面の下値目途は「雲」の下限1.1567や90日線の1.1531等下値余地は広め。一方「雲」の上限1.1753がレジスタンス。1.1830近辺の21日線はやや遠くなった印象です。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高、今晩この後は22:45に米9月製造業・サービス業PMI速報値。23:00にパウエルFRB議長下院議会証言、23:30 週間原油在庫統計の発表があります。
ユーロドル日足
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