ユーロドル1.18台前半で下げ止まり(9/16夕)

16日の東京市場でユーロドルは続落後に反発。

ユーロドル1.18台前半で下げ止まり(9/16夕)

ユーロドル1.18台前半で下げ止まり

〇ユーロドル1.18台前半で下げ止まり再び上昇基調
〇昨晩は1.19に達したもののポジション調整、利食い売りで反落ドルの買戻しが強まる
〇明日未明のFOMC及びパウエル議長会見待ち
〇FOMCは新規緩和追加策の有無、経済見通しに注目

16日の東京市場でユーロドルは続落後に反発。昨晩海外時間にユーロドルが反落した流れを受けて1.18台半ばで取引が始まったユーロドルは、午前中に1.1829まで続落する展開となりましたが、そのレベルから切り返し、ほぼ一方向に値を上げ、夕刻欧州勢参入後に1.1873まで買い戻され東京時間18:00現在は1.1865レベルでの取引です。

昨晩ユーロドルはNY序盤までは上値を試す展開となり、いったんは1.1900に乗せる場面もありました。しかし、FOMCを控えてのポジション調整からの利食い売りも出て、また、米指標、欧米株堅調なども背景となり、円以外の主要通貨に対するドルの買戻しが進みました。

テクニカルにはユーロドルは昨晩の下落で21日線まで後退、本日は下値の切り上げも止まった形になりましたが、上昇基調を失うところまでは売り込まれていません。

市場は明日未明のFOMC結果待ち。ジャクソンホールでのパウエル議長のインフレ目標変更という大きな方向修正があった直後のFOMCだけに、サプライズはないと考えられる反面、ステートメント修正や、経済見通しの修正は必至であり、さらに支援的な追加緩和策も出るのではとの憶測も出て、やや波乱含みの様相。

それとは別にユーロも、ドル円もFOMC直前にしては激しい動きとなっていて注意が必要です。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。FOMCの政策発表は明日未明3:00、パウエル議長の記者会見は3:30からです。その前に21:30には米8月小売売上高の発表もあり、材料には事欠かない夜となりそうです。

ユーロドル1.18台前半で下げ止まり

ユーロドル日足

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