オーストラリア 8月失業率(日本時間9月17日10時30分発表予定)

明日10時30分に豪州失業率関連指標が発表されます。

オーストラリア 8月失業率(日本時間9月17日10時30分発表予定)

オーストラリア 8月失業率

明日10時30分に豪州失業率関連指標が発表されます。予想は以下となっています。

オーストラリア 8月失業率

(9月16日14時現在)

(1) 就業者数

前回7月は予想を大幅に上回る数値になりました。これで6月・7月と大きく回復しましたが、まだコロナ前の水準よりは下回っています。今回8月予想は▼3.5万人と、他の先進国の流れとは違うマイナス予想になっていますが、エコノミストはコロナウィルスの再発を大きな原因として挙げています。但し、予想レンジが概ね±10万人になっているので、実際の数値が出るまでは予断を許さない様です。7月も予想と大きく違っているので、要注意と思われます。

(1)	就業者数

(赤い線はゼロ、黒い線より右側は今回予想値)

(2) 失業率

7月の結果は7.5%で、予想よりは良かったですが、昨年12月と今年2月の5.1%を底に右肩上がりの悪化になっています。今回8月も7.7%予想ですので、一段と悪くなります。但し、5月時点の中銀見通しでは2020年6月末10%、12月末9%、2021年6月末8.5%ですので、そこまでの悪化とはなっていないことになります。
下図の青い矢印が今回の予想です。

(2)	失業率

豪ドル・米ドル相場は昨日の中銀金融政策議事要旨内で添付した相場の見方と変わっていません。
週足ベースの豪ドル高トレンドライン0.7180〜0.7475米ドルを見ておきます。
下値は0.7270、0.7220〜30、0.7180米ドルの順にサポートあり、0.7220が目先の重要なサポートです。上値は0.7350、0.7380、0.7410〜20米ドルに抵抗線があります。
明日はNZの2QGDPがありますので、この通貨ペアの反応に準じて豪州ドルも動く可能性あるので、まずNZ・GDP発表後の動きをウォッチしたいと思います。

(1豪ドル=0.7316米ドル、9月16日16時00分現在) 

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