米国5月鉱工業生産指数の予想(20/6/16)

日本時間2020年6月16日22時15分に発表予定です。

米国5月鉱工業生産指数の予想(20/6/16)

米5月鉱工業生産指数(日本時間2020年6月16日22時15分発表予定)

本日は米5月小売売上高の発表に続き、5月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。

米5月鉱工業生産指数(日本時間2020年6月16日22時15分発表予定)

(今回予想2020年6月16日10時現在)


前回4月の鉱工業生産指数(IP)は予想を若干上回る▼11.2%でしたが、下図の青い線を見るとかなり沈んでいます。今回5月はプラス予想ですが、チャートを見る限りでは反発力が弱いままです。コロナウィルス感染状況は5月央頃から改善傾向を示していましたが、まだ生産面では回復が遅れているようです。因みに、IPの実数は2012年=100ですので、今回の予想値+3.0%を入れても95.4に留まっています。
また15日発表済のNY連銀製造業景況指数(NY)の3ヶ月移動平均線(オレンジ)も改善したので、両者の流れとして上記の予想は妥当と思われます。但し、過去の相関傾向ではNYがIPより先行しているので、IPの5月数値は悪い可能性もあり、6月に改善のパターンを辿る見方も取れます。

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数

(青の矢印が今日の発表値予想)


尚、上記以外に下記の数値が発表されます。

米5月鉱工業生産指数(日本時間2020年6月16日22時15分発表予定) 2枚目の画像

(今回予想2020年6月16日10時現在)


下図はドル円の日足チャートです。5月上旬からラインA(=107円70銭)に沿ってドル高トレンドを形成し、ラインB(110円40銭)方向をトライしていましたが、109円台後半で止められ、新たにC(=109円70銭)の抵抗線が出来ました。その後はラインAを一度割れて、D(=106円60銭)のサポートから小反発しています。
ここ数日は非常に狭いレンジのAとDで上下していますが、早晩どちらかに抜けるか、青い〇印の様な狭いレンジでの横這い相場を続けるかにいます。もし前者で、上抜ければラインC方向(途中〇印の上限108円30銭付近にも抵抗線あります。)狙い、下限を切れば緑のE(=105円90銭)をトライすると思われます。

米5月鉱工業生産指数(日本時間2020年6月16日22時15分発表予定) 3枚目の画像

(2020年6月16日14:00、1ドル=107円48銭) 

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