3. ユーロドル東京時間に横ばい後急伸、1.12に接近(6/2夕)

ユーロドル東京時間に横ばい後急伸、1.12に接近(6/2夕)

2日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。

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ユーロドル東京時間に横ばい後急伸、1.12に接近(6/2夕)

ユーロドル東京時間に横ばい後急伸、1.12に接近



〇ユーロドル急伸、一時1.1188をつける。ユーロ円も120円を突破し120.55まで上値を広げる
〇週末のトランプ大統領の米中問題記者会見からリスクオンが再開した印象
〇全米で拡大、過激化する黒人殺害抗議のデモ、暴動もドルの重しに
〇テクニカルにもフィボナッチ61.8%をかわし、短期的レジスタンスが見当たらない状況
〇今晩は経済イベントなく株価動向、1.12乗せの可否に注目

2日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。このところ連日直近高値を更新するユーロドルでしたが、日中は1.11台前半の高値圏で横ばい推移となり、取引レンジは1.1115-39と限られました。しかし、夕刻欧州勢参入後急速にユーロ買いが強まり、一時1.1188の高値をつけた後、東京時間19:00現在は1.1181レベルで取引されています。この流れの中ユーロ円は夕刻120円を突破、120.55まで上値を広げる展開です。

懸念された香港の国家安全法をめぐる米中対立で、週末、トランプ大統領が具体的な報復策等に言及しなかったことから、リスク選好が持ちこたえる形となり、週明けもドル売りが継続、昨晩ユーロドルは欧州序盤に1.1154の高値をつけていました。
米国で警官による黒人殺害に抗議するデモが全米に広がり一部で暴徒化、略奪行為等も発生していることがドルの売り材料となっていることもユーロドルをサポートした形です。

テクニカルにはユーロドルは3/9高値からの下落の61.8%ライン(1.1167)を超え、目先レジスタンスらしいレジスタンスが見当たらない状況。
序盤の欧州主要株価指数は独DAX主導で大幅高。今晩は特段の経済イベントも予定されていない中で、リスク選好と株高が持続するのか、ユーロドルが節目の1.12やフィボナッチ76.4%(1.1292)を目指すこととなるのか注目されます。

ユーロドル東京時間に横ばい後急伸、1.12に接近

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