N$シカゴポジション(2020年5月26日現在)

NZドルポジションは小幅ながらネットショートを縮小しました。ネットショートは800枚減ですが、NZドルでは比較的多いネットで15,000枚をキープしています。

N$シカゴポジション(2020年5月26日現在)

シカゴポジション(CME)232

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴポジション(CME)232

主要通貨ポジション(単位:枚)(2020年5月26日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

NZドルポジションは小幅ながらネットショートを縮小しました。ネットショートは800枚減ですが、NZドルでは比較的多いネットで15,000枚をキープしています。内訳はロング1,500枚増、ショート700枚増です。チャートを見ると、これまで6週間に亘りNZドル安トレンドラインの下限に止められ、NZドル先安観の拠り所になっていましたが、先週の締日には遂にレンジ内に入り、更に昨年10月底値0.6240米ドル(チャート内黒の横線)の抵抗線手前まできています。現在のスポットがそのライン付近ですので、明日の締日に0.6250米ドルを越えて終わると、レンジ上限方向を狙えることになります。豪ドルのみならず、NZドルも上値のチャートポイントを目前にしてどこまでショートをキープできるのかを見ておきます。

実際の相場は、依然として0.6015〜0.6880米ドルの大きなNZドル安トレンドラインを形成しています。3週前からそれ以前の9週間はこのレンジ下限を挟んで上下を繰り返していましたが、ここ2週連続では完全にレンジ内へ入っています。この計12週間で0.5970〜0.6260米ドルの短期NZドル高トレンドラインを形成しており、現在のスポットはその上限に絡むところで推移しています。もしトレンドラインの上限を抜くとNZドル高に走り易くなります。逆に下値0.6160米ドルを割ってくると、0.6130、0.6090米ドルの順にあるサポート狙いですが、0.5970米ドルを底値にして押し目は買いを示唆しています。

シカゴポジション(CME)232 2枚目の画像

(1NZドル=0.6240米ドル、6月1日14:30)

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