オーストラリア 4月失業率(発表5月14日、日本時間10時30分発表予定)

本日、10時30分に豪州失業率関連指標が発表されます。

オーストラリア 4月失業率(発表5月14日、日本時間10時30分発表予定)

オーストラリア 4月失業率(発表5月14日、日本時間10時30分発表予定)

本日、10時30分に豪州失業率関連指標が発表されます。予想は以下となっています。

オーストラリア 4月失業率(発表5月14日、日本時間10時30分発表予定)

(5月14日8時30分現在)

(1)就業者数

前回3月は予想がマイナスでしたが、結果はプラスを維持し、上回る数値になりました。まだコロナウィルスの影響は出ていなかった模様で、今回4月は大きく下がっています。予想レンジの最大は▼100万人で、この数値に近い結果か更に悪いと相場に影響がでそうです。豪州では初めての雇用者数悪化の数値となりますので、相場が@新規に確認したことになるか、A他国と状況同じで織り込みと取るか、に注目します。下図を見ると、異常な悪化が解ります。

オーストラリア 4月失業率(発表5月14日、日本時間10時30分発表予定) 2枚目の画像

(赤い線はゼロ、黒い線より右側は今回予想値)

(2)失業率

3月の結果は5.2%で予想よりも良い結果になりました。今回は一気に8.3%への悪化になります。米国の14.7%と比較してかなり良いですが、市場は世界的悪化の一貫として見ると思います。赤い線より右側は今回予想値です。

オーストラリア 4月失業率(発表5月14日、日本時間10時30分発表予定) 3枚目の画像

豪ドルと米ドルの相場は、下図の週足で見るとA(=0.6820)とB(=0.6000)の豪ドル安トレンドラインを2018年初から継続しています。このレンジ内で5週連続の陽線を立てて、豪ドルの戻り高をトライしてきましが、今週足は陰線になっており、月曜の寄値が0.6526ですので、明日金曜日の終値でそこまで回復できるかになります。越えてもラインC(=0.6560)が戻りの上値目途になります。逆にこのままラインD(=0.6420)を割って終わると、豪ドルの下げがきつくなりそうです。その場合はE(=0.6260)が当面の下値目途になりそうです。今日の雇用統計がその端緒になる可能性があります。
尚、移動平均線の緑ラインは38週線で0.6658、青ラインは62週線で0.6780にあり、中長期は豪ドル安を示唆しています。

オーストラリア 4月失業率(発表5月14日、日本時間10時30分発表予定) 4枚目の画像

(1豪ドル=0.6448米ドル、5月14日9時15分現在) 

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