ユーロドル 安値圏で小動き
7日の東京市場でユーロドルは1.08を挟んでの横ばい推移。日中の取引レンジは1.0790-1.0805の15pipsにとどまりました。夕刻欧州勢参入後はやや上下に値幅を広げましたが、方向感は出ず東京時間17:30現在は1.0800レベルでの取引です。
本邦の連休入り前には、ECB理事会後にフィキシングがらみのユーロ買いで上値を1.10台まで広げていたユーロドルでしたが、連休中にユーロ圏の製造業PMIが速報値から悪化したことやコロナ感染源をめぐる米中対立、株式市場の軟調を受けてのドル買い、米長期金利の上昇等の要因から三日続落の展開となりました。結局ユーロドルは連休入り前に比べ200pips程度押し戻される形となっています。
テクニカルにはその間に、一目均衡表の「雲」に跳ね返され、基準線、21日線、転換線を割り込む形となりユーロ安地合いに転じています。
市場は今週末の米雇用統計待ち。昨晩のADP雇用統計では2,023万人の雇用減となり、同程度の非農業部門雇用者数が予想されていますが、数字が桁違いのため、結果如何で大きく相場が動く可能性があります。それだけに今日は様子見となる公算が高いと思われますが、今晩も21:30には週間新規失業保険申請件数等の発表がありますので一応要注意です。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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