ユーロドル長期ターゲット
先週はドル円の長期レジスタンスを見ましたが、今週はユーロドルの長期ターゲットを見てみます。
ユーロドルは、ブレグジット問題や欧州の弱い経済指標が目立つ中で、最近ではアイルランドの総選挙で与党が第3党になったり、ポストメルケル首相となるはずだったCDU党首が辞任意向を示しドイツの政局に対する懸念も重なったりと、悪材料には事欠かない状況でした。
ユーロドルは着実に水準を下げ昨年安値も割り込みましたが、値幅観測的にはいったんいい水準に来ています。週足チャートをご覧ください。
ユーロドル週足
2017年安値と2018年高値の78.6%(61.8%の平方根)押しが1.0814と今週の安値にかなり近い水準にあります。ドルインデックスも高水準となっていて、トランプ大統領によるドル高牽制発言も出てきそうな感じもしますので、いったん落ち着きどころとなり多少の戻しを挟む可能性が高まりつつあるように思えます。
調整後は改めて売りが強まり、その時は2017年安値を試しやすいと言えます。
オーダー/ポジション状況
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