ユーロドル独製造業受注の悪化で一段安、上昇トレンド下限付近(1/8夕)

8日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドル独製造業受注の悪化で一段安、上昇トレンド下限付近(1/8夕)

ユーロドル独製造業受注の悪化で一段安、上昇トレンド下限付近

8日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方はイランのイラク駐留米軍基地への報復ミサイル攻撃報道による危険避難的な動きにユーロドルは1.1168まで上昇する局面もありましたが、米軍からの即座の反撃がなかったこと、イラン側も報復終了を示唆したことから、ドルはすぐに買い戻されユーロドルは1.11台前半に押し戻される形となりました。

その後は1.11台半ばで方向感を失う形となりましたが、夕刻発表されたドイツの11月の製造業指数は前年比-6.5%と事前予想-4.7%を大幅に下回ると、ユーロドルは下値を拡大、一時1.1125の安値をつけて東京時間18:30現在は1.1130-35レベルでの取引です。

トランプ大統領はイランのミサイル攻撃後、「明日の朝(日本時間今夜)声明を発表する」とツイートしており、現在は米国の出方待ち。イラン側からの報復は避けられない状況であったこと、イランのザリーフ首相が報復終了を示唆したことから、このまま全面的な衝突には至らないとの見方が優勢です。

テクニカルにはユーロドルは夕刻の下落で再び21日移動平均線、200日移動平均線等を下回り、11末からの上昇トレンドの下限(1.1126)付近で踏みとどまった形となっています。今晩はユーロドルがトレンドラインで踏みとどまれるかが注目されます。

序盤の欧州株価指数先物はアジア株の軟調を受けてほぼ全面安。今晩この後は22:15に米12月ADP雇用統計、24:30に米週間原油在庫統計の発表があります。

ユーロドル独製造業受注の悪化で一段安、上昇トレンド下限付近

ユーロドル日足

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