ユーロドル1.11台後半で強含み。ユーロ上昇トレンド継続か(1/6夕)

6日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。

ユーロドル1.11台後半で強含み。ユーロ上昇トレンド継続か(1/6夕)

ユーロドル1.11台後半で強含み。ユーロ上昇トレンド継続か

6日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。日中は1.1157-71の狭いレンジでの取引に終始しましたが、夕刻発表された12月の独、ユーロ圏のサービス業PMI確報値が速報値を上回るとユーロ買いが優勢となり、東京時間19:00現在は1.1190レベルでの取引です。

年末にかけて薄い市場での実需やポジション調整のユーロ買いに、本邦勢不在の間に一時1.1239の高値をつけたユーロドルでしたが、年明け後はリスク回避のドル買いの動きに圧されて反落。
年明け早々の米国とイランの軍事的緊張の俄な高まりで金融市場は本邦勢の休暇中にがらりと様相を変え、市場の注目は地政学リスクの高まりとリスク回避の株安の行方、原油、金の上昇等に集まっています。
このような状況下ではユーロは比較的直接の影響を受けにくい位置づけにあるためにやや方向感が定まりにくくなっています。
ただ、ユーロの下値は徐々に切り上がってきており、11月末以降の緩やかな上昇トレンドは維持されている状況です。

テクニカルにはユーロドルは年末に200日線を上抜けたことで上方向が開かれた形となっていますが、あまりに抵抗なく上抜けたため、200日線がサポートとして機能するのかはやや疑問。むしろ引き続き1.1136レベルで上昇を続ける21日線が相場を下支えしていると考えた方がよさそうです。

序盤の欧州株価指数先物は先の見えない中東情勢にほぼ全面安。今晩この後は23:45に米サービス業PMI確報値の発表があります。また、本日は米軍に殺害されたイランのソレイマニ司令官の大規模な葬儀がテヘランで行われるとともに喪があけるとされており、報復行動を含めたイランの次の動きと米国の反応には十分注意が必要です。

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ユーロドル日足

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