3. ユーロドル　クリスマス休暇明けの欧州勢は買い先行(12/27夕)

ユーロドル　クリスマス休暇明けの欧州勢は買い先行(12/27夕)

27日の東京市場でユーロドルは上昇。

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ユーロドル　クリスマス休暇明けの欧州勢は買い先行(12/27夕)

ユーロドル　クリスマス休暇明けの欧州勢は買い先行

27日の東京市場でユーロドルは上昇。序盤には1.1100を割り込む場面もありましたが8:00台に1.11を回復すると以後ほぼ一方向で上昇。夕刻欧州勢参入後は一段高となり一時1.1142の高値をつけ、東京時間17:30現在は1.1135-40レベルでの取引です。

ユーロドルの上昇はリスク選好の回復の中での全般的なドル軟調の中での動きととらえられますが、米株が高値圏で推移、昨晩もダウが史上最高値を記録するなど堅調さを維持する一方で、長期金利は低下、ドル円は横ばい推移するなど、市場参加者が少なかったためか各市場間の相関関係がやや崩れているように感じられます。

これを株式市場の楽観とその他の市場の悲観ととらえる向きもありますが、本日より徐々に欧米の市場参加者が復帰してくる中で、これから市場間の裁定を働かせる動きが出てくるかもしれません。クリスマス休暇明けの欧州勢はとりあえず欧州株買い、ユーロ買いから入ってきている様子ですが、この後米国時間に入ってもこの流れが続くかはやや疑問です。

テクニカルにはユーロドルは本日の上昇で21日移動平均線を上放れ、久々に本日1.1143レベルの200日移動平均線に到達しつつあります。
この後18:00から欧州中銀が経済見通しを発表予定。今晩はあまり他に重要な経済イベント等は予定されていない中で、ユーロドルが200日線に突っかけていくことができるかに注目したいと思います。

尚、FX羅針盤、夕刻のユーロドル日報は本日で一旦年内は終了させていただきます。
本年もご覧にいただきありがとうございました。年明けは1/6再開予定です。
よいお年をお迎え下さい。

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