ユーロ手掛かり難で方向感を見いだせず 英保守党優勢で昨晩上昇後は反落
12日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。日中は1.1026-39の狭いレンジで推移した後、夕刻欧州勢参入後はやや下値を広げるも大勢は変わらず、東京時間18:00現在は1.1025レベルでの取引です。
昨晩は米国が祝日で一部市場を除き休場となる薄い市場で、わずかに英国のブレグジット党が今回の選挙で与党保守党が議席を持っている317選挙区に立候補者を立てない方針を明らかにし、保守党と争わない姿勢を示したことを手掛かりに、ユーロは対ドルで買い戻されました。ただ、全般的には小動きで上値も1.1043まで、このところ大きな経済指標の発表等もなく、為替市場は新規材料待ちです。
テクニカルにもユーロドルは一目均衡表の雲の中で、年初来安値1.0879からの上昇の半値戻しのレベルで推移。下値試しも一旦は沈静化した状況です。
昨日大きく下げた香港株が本日はプラス圏で終了したことで、序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高。
今晩この後は19:00に11月独ZEW景気指数、明日未明2:00にトランプ大統領のニューヨークエコノミッククラブでの講演があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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