ユーロドル底値から反発(11/7夕)

7日の東京市場でユーロドルは直近安値更新後に反発。

ユーロドル底値から反発(11/7夕)

ユーロドル底値から反発

7日の東京市場でユーロドルは直近安値更新後に反発。
昨晩海外市場では米中貿易交渉への楽観が後退、リスク回避のドル買いの動きにユーロドルは小幅下落して1.106台で東京時間を迎えました。
昨日英国での選挙戦初日にケアンズウェールズ相が婦女暴行事件での選挙妨害への批判で閣僚を辞任する事態となり、ジョンソン首相の率いる与党保守党への痛手となったこともユーロの頭を重くしました。

東京時間もユーロドルは冴えない動きが継続、日中一時1.1055と約3週間ぶりの安値をつけました。しかし、夕刻中国商務省が協議進展の条件付きながら、米中が段階的な関税撤回に合意したと発表したことでドルが売り戻され、東京時間19:30現在は1.1080-85レベルでの取引です。

テクニカルにはユーロドルは、日中一時一目均衡表の「雲」に沈むも浮上して、逆に90日線と21日線のある1.1100近辺に接近中。
10月半ばからの動きの中でダブルトップが形成されており、基本は下値が広がる形となっていますが、一方で今のところ「雲」がサポートしていること、現状の水準で推移すれば本日21日線が90日線を上抜けることから、ユーロドルが1.11台に乗せて終了することができれば、チャート形状はユーロにとって大きく好転しそうです。

本日は21:00に英中銀の政策金利発表がありますが、政策金利不変がコンセンサス。それ以外は米国の新規失業保険申請件数がある程度で、あまり重要な経済指標の発表はありません。序盤の欧州株価指数先物は堅調推移。
今晩も市場の主要なテーマは米中貿易交渉の進展と株価。夕刻の中国の公式発言に米国側の示す反応と、それに対する株式市場のリアクションに、本日も為替市場は翻弄されることとなりそうです。

ユーロドル底値から反発

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