ユーロ圏・米国の9月PMI景況指数速報値の予想(19/9/20)

日本時間2019年9月23日16時15分〜順次発表予定です。

ユーロ圏・米国の9月PMI景況指数速報値の予想(19/9/20)

ユーロ圏・米国の9月PMI景況指数速報値の予想

来週月曜日(23日)、ユーロ圏及び米国の9月PMI指数が発表されます。
日米欧の金融政策が公表された後の製造業・サービス業に関する先行指数になります。

(今回発表予想)2019年9月20日 14時現在予想値

ユーロ圏・米国の9月PMI景況指数速報値の予想

・ユーロ圏PMI指数
ユーロ圏の製造業PMI指数は相変わらず低迷中ですが、前回8月は予想を上回りました。今回もドイツが改善予想ですので、ユーロ圏も上方予想になっています。それでもまだ50を下回っているので、決して良い数値とはいえません。


・米国9月PMI指数 (東京時間22時45分発表)
製造業
9月:50.3(レンジ49.0〜52.0)(8月は50.3)
サービス業
9月:51.5(レンジ50.9〜52.0)(8月は50.7)

ユーロ圏・米国の9月PMI景況指数速報値の予想 2枚目の画像

ユーロ製造業PMI指数(青)と米(灰色)ISM製造業指数、日本(オレンジ)PMI製造業指数
(こげ茶:50、緑線より右側の青色が今回のユーロ圏9月製造業PMI指数の予想値)

ご参考までにいつもの3地域製造業PMI指数です。ここ数ヶ月の日本は低位(50未満)横這い傾向となっており下げ止まっています。欧州は下降を続けていますが、前回少し改善したので、今回もこの傾向が続くのかが焦点になります。米国のISMは遂に50を下回り、主要3地域が全て50以下になっています。

ユーロドル相場は依然として、今年1月高値からのユーロ安トレンド1.0960〜1.1300米ドルを維持しています。中長期のユーロ安は変っていません。
短期は1.0960〜1.1120米ドルレンジで横這いを続け、レンジ内にある軽い抵抗線1.1060〜70を抜け掛けているのでレンジ上限トライの可能性が高く、もし1.1130米ドル以上でNYが引けてくれると、ユーロ安下で戻り高狙いの可能性が高まります。一方で、下値は1.0990〜1.10、1.0950〜60米ドルが少し底固くなっています。後者を切れると1.0920〜30米ドル3回目トライになります。
(9月20日15:00、1ユーロ=1.1056米ドル、119円27銭)    

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